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 ifがついているものは全部副詞節?

ifは接続詞で、後は省略されているものの他はすべて主語と動詞を含む文がきます。いわゆる「節」です。その「節」には、「副詞節」と「名詞節」、「形容詞節」があり、仮定法では、Ifから始まる部分は、副詞節になります。日本語に訳すと「もし~なら」となります。

 

"if"-説が「名詞節」になることがあります。その時は、ifの前にask, wonderなどがついて、「~かどうか」という意味をつくります。

 

重要なことは、「もし~」となる副詞節の中では、未来のことでもwillは使わないということです。名詞節のときは、willを使ってもいいですし、時制の一致もします。

 

教科書には「未来の代用としての現在」なんて難しいことが書いてあるかもしれませんが、単に、未来だということは明らかだから、現在形でいいよということです。

アンカー 1
​ 仮定法現在や仮定法未来はないの?

学校では、仮定法過去と仮定法過去完了だけを「仮定法」として教えることが多いです。

 

仮定法現在はいわゆる「条件文」として、「ジョギングをすれば、脚が丈夫になるよ。」といった、単に「~なら、・・・です。」として仮定法とは別に扱っています。

 

「仮定法未来」は「万一未来に~ということが起ころうものなら」というように「万一」のこととをいうときにifの中にshouldやwere toを用いるというようにして、特別枠扱いで教えています。

 

また、「未来にその通りになるかどうか分らない提案」だから仮定法未来なのだと説明することがあります。

仮定法過去と仮定法過去完了の他の形は、「そういう使い方もある」というとらえかたで充分です。

アンカー 2
 It's time to go to bed.とIt's (high) time you went to bed.はどう違うの?

It's time to go to bed.は単に「寝る時間ですよ。」と告げているだけ。It's (high/about) time (that) you went to bed.はwentと過去形を使うことによって、今は寝ていない、ということを強調しています。「寝る時間なのに・・・。どうしてまだ起きてるの?そろそろ準備をしたら?」という感情が隠れています。

 

過去のことではないのに、過去形を使うことによって、あるはずのない、推量だけの世界が作られるのが仮定法の手法です。

 

「なのに・・・」「なんだけど・・・」といった「・・・」の部分に隠れている感情を示すのが仮定法だと考えます。

アンカー 3
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