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  might want toってどういう時に使う表現?

学校で習う「~した方がいい」という表現は、had betterですが、この表現は「そうしないと大変なことになるよ」という警告になります。会話ではhadが省略されることもあります。

 

「この映画見た方がいいよ。」を"You had better to see this movie."と言うと、「見なかったらどうなるんだろう?」と思われてしまいます。推薦する場合は、I think you should....で言ったほうがいいですね。

 

さて、might want toは学校では習わないことが多いですが、実際は結構使われています。相手の自主性を重んじて、「~するといいと思います/~した方がいいかもしれません」」と提案や依頼を示します。主語はYouになります。学校用テキストに入れてほしいです。

アンカー 1
  未来形のwillになぜ過去形があるの?

未来形の未来とは、「現在」を基準にしたものです。その基準が過去になれば、その時点からの出来事も「未来」になります。いわゆる「時制の一致」です。I thought (yesterday) that she would come.というわけです。She said that he would come. もそうです。「間接話法」の表現によく見られます。ただし、思ったことや言ったことを生き生きとあたかも過去に戻って未来を表現したいときには、「描出話法」といって時制の一致をわざと使わなかったりすることがありますよ。その他、仮定法で見られるwouldは、時制の一致とは関係ないと考えましょう。

アンカー 2
 mightはmayより推量の気持ちが強いのはなぜ?

「合大抵学校の授業では、maightはmayの過去形だと習います。それはcan(できる)の過去がcould(できた)と同じではありません。「かもしれなかった」という表現は、普通使いません。「だったかもしれない。」です。

 

mightがでてくるのは、仮定法です。推量の気持ちが強いことを表します。

 

(If he came,) the plan might be changed.もし彼が来るなら、計画が変わるかも。

 

というように、主節にmightを使って、ある条件の下の推察を表します。条件説を言う必要のない場合があれば、主節だけ独立した形になります。

 

He might be late. 彼、遅れるかもよ。

 

こう言うと、If節を意識して言っていることになります。その場の会話の流れで、「雨が降れば」なのか「風邪引いてるなら」といった条件の内容はお互い分っているのです。

アンカー 3
「できた」はcouldかwas able toか?

「合格できました!」が言いたい生徒はたいてい、I could pass the test!と言います。しかし、これはほとんど仮定法のcouldとなって、「テストに合格するかも。」推量を表してしまいます。

 

I was able to pass the test.は大抵when I was a childのような過去の時を一緒に示して、「子供の頃はそういう能力があったんだよなー。」といった感じになります。

 

では、「合格できました!」と言うには?"I made it!"のように過去形を使って他の表現で言いましょう。単に、I passed the test. でも充分です。

アンカー 4
may well+原形(多分~)とか、maight as well+原形(~したほうがいい)とか、might as well...as~(~するのは...するようなものだ/~するくらいなら...するほうがいい)が分かりにくいのですが、どうしたらいいですか?

日本語の訳を忘れてしまってはいかがでしょう?そして、英語のまま理解してみましょう。

You may well get angry with him. だと、mayは推量、wellは「十分」だから、「彼のことを怒るだろうと十分推測できる。」と書いてあるわけです。

 

それが日本語で表現すると、前後の流れもあるでしょうから、「多分彼のこと怒るよ。」とか「彼のこと怒るのももっともだとおもうよ。」となります。mayがmightになったら推量の気持ちが強くなるだけです。

You may as well go out as stay home. はas…..as~があるので、比較構文と考えます。

 

He is as tall as she (is).は、He is so (=very) tall.+as(~の様に)she is tall.の合体形ですから、「彼女が背が高いと同じくらい彼はとても背が高い。」となります。

 

だから、He may as(very) well go out. + as he stays home.で、「彼は家にいるのと比べると、とても外出する気持ちが強いのだろう。」と考えます。よく、「家にいるくらいなら、外出するほうがまし。」という訳がついていますね。

 

後ろのas(接続詞)以下がとれたのが、You may as well go out.で、「外出した方がよい。」という訳がついています。asがついている以上、「何かと比べて」といった感じをつけるために「むしろ」のような日本語をつけるといいのではないでしょうか。

 

アンカー 5
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