Englishラボの
文法
クェスチョンボックス
良くある文法の質問を分野別にとりあげました。メニューボックスをクリックすれば、行きたい分野にジャンプします。右にある項目をクリックすれば、質問と解説に行くことができます。
形容詞が名詞の後ろについているものがありますが、なぜですか?
形容詞には、前について直接名詞を修飾する「限定用法」と、be動詞の後に補語として置く「叙述用法」の2種類があります。
大抵の形容詞はどちらの用法も可能ですが、形容詞によっては、「限定方法のみ」「叙述方法のみ」というものがあります。
形容詞が後ろにあるものは、名詞+(which is )形容詞と考えれば、叙述用法の形容詞だと考えることができます。
後ろにつくものとして次の物をマークしておけば正誤問題は大抵クリアできます。
・a person responsible (責任者)
・the people concerned (関係者)
・the people present (出席者)
・no service available (利用できるサービ
スなしーーnoやeveryがついた名詞の後で)
moreの位置
名詞の前につく形容詞の順番は?
日本語と同じように自然に聞こえる順番はあります。一般的には、
the three cute little white cats
the five tall smart new students
を参考にしてください。
my などの所有格は冠詞の代わりに使いましょう。
allやbothは先頭に置き、次にtheか所有格を持ってきましょう。
「営業中」はopenなのに「準備中」はどうしてclosedなの?
「営業中」openは形容詞です。動詞ではありません。
"This shop is open."の主語とbe動詞がとれた形です。ですから、その反対が"This shop is closed."になります。「閉められている」という日本語は変なので、「閉まっています」つまり「準備中です」というサインになるわけです。
close自体にも形容詞はありますが、それはクロースと発音し、「近い」という意味です。
two more hours とtwo hours moreとどちらが正しい?
形容詞いよくある正誤問や選択問題では、答えがtwo more hoursになることが多いです。意味としては「もうあと2時間」ということです。
しかし、two hours moreでもいい場合があります。例えば、Be patient. You should stay in the line two hours more to get the ticket.のように、「2時間以上並ばないとチケットが手に入らないんですよ。」といったようにmoreが、twoよりも動詞のstayにかかる副詞として働いている場合です。
文を読んで決めましょう。古い文法問題集にある選択問題の場合は、大抵moreが数詞の直後に来るものを選ばせるようになっているので、答えだけ記憶していたら、文全体からすれば別の順番が正しかったということがあります。特にレベルの高い入試問題には注意しましょう。